
金曜の夜の解放感は、いい兆候じゃない。
金曜の夜、心から解放された気持ちになる。その幸福感を疑う人は少ないと思います。けれど、解放感が大きいほど、平日がそれだけ苦しいということ。振れ幅の大きさは、我慢の大きさかもしれません。週末の高揚を、少し違う角度から見てみます。
働き方・キャリア

毎朝の満員電車。往復で二時間近い移動。この不便を、あなたはどんなふうに受け止めているでしょうか。多くの人は、それを「仕方のないもの」として、天気の話のように受け入れています。雨が降れば傘をさすように、通勤がつらければ耐えるしかない。そういう前提が、当たり前になっています。
けれど、ここではっきりさせておきたいことがあります。通勤は、天災ではありません。 地震や台風のように、人間の力ではどうにもならないものではない。それは、あなた自身の選択によって、変えられる不便です。ここを取り違えていると、変えられるものを、変えられないものだと思い込んだまま耐え続けることになります。
私たちは、つらいことに直面したとき、「仕方ない」という言葉でよく片づけます。この言葉は便利ですが、危うさも持っています。本当に変えられないことに使えば諦めがつきますが、本当は変えられることにまで使ってしまうと、それは思考停止の合図になります。
通勤は、まさにその境目にあるものです。「通勤は仕方ない」と口にした瞬間、私たちはその不便を変える方法を考えるのをやめてしまう。天気と同じ、動かせない前提として脇に置いてしまう。でも、本当にそうでしょうか。通勤は、住む場所や働き方を変えれば、実際に減らせるし、なくすこともできる。地震を止めることはできませんが、通勤を止めることはできるのです。
天災と、通勤のような不便には、決定的な違いがあります。それは、コントロールできるかどうかです。
天災は、自分の行動でその発生を防げません。だから、備えて受け入れるしかない。一方で通勤は、あなたの選択の結果として存在しています。どこに住むか、どんな働き方をするか、どの会社を選ぶか。その積み重ねの上に、今の通勤があります。ということは、選択を変えれば、通勤も変わるということです。
この違いに気づくと、見え方が変わります。「耐えるしかない不幸」だと思っていたものが、「選び直せる不便」に変わる。諦めの対象から、行動の対象へと動くのです。
それでも「自分には通勤は変えられない」と感じる人は多いはずです。その感覚の正体は、たいてい二つの思い込みです。ひとつは「リモートで働ける仕事なんて限られている」という思い込み。もうひとつは「通勤をなくすなら年収やキャリアを諦めなければならない」という思い込みです。
どちらも、事実とは違います。営業、企画、マーケティング、コーポレートといったビジネス職で、年収を保ったままフルリモートで働ける仕事は確実に存在します。エンジニアやデザイナーだけの特権ではありません。変えられないと感じていたのは、選択肢が見えていなかっただけかもしれない。前提を疑えば、道はちゃんとあります。
通勤という不便を変えるとき、ひとつだけ注意があります。求人票の「リモート可」という言葉を、額面どおりに信じないことです。実際は週3出社が前提だった、というズレは珍しくありません。せっかく変えたつもりが、天災のような通勤が半分残っていた、では意味がありません。本当に通勤をなくせるのかは、出社頻度の事実で確かめる必要があります。
NoTrainは、掲載するすべての求人について出社頻度を求人原文まで確認し、「通勤ゼロ/週1通勤/週2通勤」という独自の軸で、年収を落とさずに働けるビジネス職のリモート求人だけを検証して届けています。仕方ないと諦めていた不便を、事実をもとに選び直すための仕組みです。
毎日の通勤を、天気のように「どうしようもないもの」として受け入れていないでしょうか。けれど通勤は、天災ではありません。地震や台風と違って、自分の選択で変えられる不便です。「仕方ない」という言葉で思考を止めず、その前提を一度疑ってみる。変えられないと感じていたのは、選択肢が見えていなかっただけかもしれません。
諦めていた不便を、選び直したい人へ。NoTrainのニュースレターでは、出社頻度を実態まで検証した、年収を落とさないビジネス職のリモート求人を毎週お届けしています。ぜひ登録して、変えられる不便を変える一歩にしてください。

金曜の夜、心から解放された気持ちになる。その幸福感を疑う人は少ないと思います。けれど、解放感が大きいほど、平日がそれだけ苦しいということ。振れ幅の大きさは、我慢の大きさかもしれません。週末の高揚を、少し違う角度から見てみます。

「家族との時間がほしい」と思うことに、どこか後ろめたさを感じていませんか。出世競争から降りる気か、と。でも、それは逃げではありません。できる人ほど、年収もキャリアも諦めずに通勤を手放しています。仕事に本気な人にこそ読んでほしい、働き方の選び方の話です。

起きて、身支度をして、満員電車に乗って、会社に着く。ようやく一息つく頃には、朝のいちばんいい時間は終わっています。あなたの一日が本当に「自分のもの」になるのは、何時からでしょうか。奪われている朝を、数えてみます。